また明日

日々の興味。前向きに。

時間とテンポ

さとうもかから、時間とテンポについて考えてる。昔、ゾウの時間ネズミの時間って本があって、サイズが違えど心臓が15億回(ここの数字はすっかり忘れてて、検索したら書いてあった。ネット万歳)鼓動したとこあたりが寿命、なんてことが書いてあった。

人類の心拍が70だとすると、15億回は1,500,000,000回÷70回/分÷60分/時÷24時/日÷365日/年=40.76年。みたいな試算も書いてあったかな。幼心に、ニンゲンの自然な寿命は40年ちょっと、と刻まれたのを覚えてる。それが80年になるのが、ニンゲンの知恵というものか。

 

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

 

 この本の主張の通り主観的な時間と、客観的な時間は違う。ネズミの1秒とゾウの1秒が違うように、私の1秒と他の誰かの1秒も違う長さ。私の1拍とさとうもかの1拍が違うように。

時間は伸びたり縮んだりする、そう感じるたびにこの小林秀雄「無常ということ」の一節を、なんとはなしに思い出してしまう。

「上手に思い出すことは非常に難しい。だが、それが、過去から未来に向かって飴(あめ)のように延びた時間という蒼(あお)ざめた思想(ぼくにはそれは現代における最大の妄想と思われる)から逃れる唯一ほんとうに有効なやり方のように思える。」

時間の流れ方は、人それぞれで、かつストップウォッチで測れる時間と私に流れる時間は違う。ストップウォッチやメトロノームで時間が測れるという考え自体も蒼ざめた思想に違いない。

唯一ほんとうに有効なやり方、少しだけ近づけたようにもおもう。過言。